目の疲れ・かすみ目・充血・頭痛・肩こり…眼精疲労の改善方法は?

目の疲れは、「かすみ目や充血、目が痛い・重い・ショボショボする」などをはじめとする目の疲れの症状だけにとどまりません。

頭痛や肩こり、ひいてはイライラなどの精神的な面にも影響を及ぼします。

ですが、疲れ目は、ちょっとしたことで改善できます!

普段から目の疲れや頭痛、肩こりなどに悩んでいる方は、ぜひ読んでみて下さい!

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参考:2017年10月8日放送 TBSテレビ 『健康カプセル!ゲンキの時間』
井上眼科医院 院長 井上賢治 医学博士

疲れ目の主な症状

疲れ目の主な症状は、以下の通り。

◇目が重い
◇目が痛い
◇目がかすむ
◇ショボショボする
◇まぶたがピクピクする

このような症状があらわれたら、こと後ご紹介する目の疲れ対策を行いましょう!

疲れ目の原因

井上眼科医院 院長・井上賢治医学博士によると、疲れ目の原因は、目の焦点を合わせる筋肉「毛様体筋」(もうようたいきん)が凝ってしまうために起こります。

近くのものを見る時、目の焦点を合わせようとしますが、その時、毛様体筋は緊張状態にあります。

この状態(=近くのものを見ている状態)が長く続くと、目が疲れてしまう、というワケです。

スマホが疲れ目を引き起こす

現代は、スマホを所有しているのが当たり前の時代。

一定の距離を置いて観るテレビより、スマホを観ている時間の方が長い人が増えていますが、スマホは手で持って見るのが基本ですから、とても近い距離のものを長時間見続けることになりますね。

手元にあるものを長時間見つめていると、目に負担がかかってしまい、疲労につながります。


距離の問題だけではありません。


スマホの画面はバックライトによって照らされています。

実はこのバックライト、人の目では確認できないくらい短時間のうちに、明暗を繰り返して明るさを調節しています。

この明暗の変化に目の筋肉が対応しきれず、大きな負担となって、目が疲れてしまうのです。


さらに、スマホを使っている時、人は、通常よりもまばたきの回数が減っていますが、これがドライアイの原因となります。

ドライアイとは、「涙の不足」や「涙の質の低下」によって目の表面が乾く症状のことを言います。

ドライアイになると、「見え方」にある種の影響が出てしまいます。

この「ズレた見え方」を補正をしようとして、無意識のうちに目の筋肉を緊張させてしまうのです。

それが疲れ目につながってしまう原因です。

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疲れ目の予防・改善方法、疲れ目になった時の対策方法

疲れ目にはガムが効く!

目が疲れた時は、目のまわりの血流が悪くなっています。

目の疲れを取るのに即効性のある方法は、「ガムをかむ」こと。

なぜ目にガム!?と思ってしまいますね(笑)。

もし今目の前にガムがあったら、ガムをかんでみればわかります。


ガムが手元になくても、実際にかむ動作をしてみて下さい。

こめかみも連動して動いているのがおわかりいただけると思います。


何かをかむ時、私たちは顔全体の筋肉を使っています。

噛む時に眼尻をさわっていると、眼尻のあたりの皮膚も一緒に動いているのがおわかりいただけると思います。

ガムをかむことで、目のまわりの血流が上昇し、筋肉がほぐされ、疲れ目が改善していくのです。

北里大学医療衛星学部(浅川賢氏)の研究によると、ガムをかむことで白目の血流が70%もアップすることがわかっています。

長時間同じものを見続けない

疲れ目の予防・改善には、何よりもまず目を休ませることが大切です。

長時間同じものを同じ距離で見続けていることが、疲れ目につながります

スマホやパソコンを操作している時は、15分に1回程度、わずか1分ほどの休憩でも良いので、ちょっとだけ休んで違うものを見るようにしましょう。

これだけでも目の疲れは大幅に軽減します。


目を閉じるだけでも良いし、遠くを見るだけでも毛様体筋を休ませることができます。

時計を見ながら、「長い針が0、3、6、9の時に必ず目を休ませる」など、自分のルールを決めて習慣づけるようにしましょう。

メガネやコンタクトレンズの度数を合わせる

メガネやコンタクトレンズの度数は定期的にチェックしていますか?

度数があってないメガネを使い続けていると、やはりこれも目の疲れにつながります。

小学生・中学生・高校生くらいまでは、1年に1回以上視力検査を受ける機会がありますが、大人になると、視力検査をするかしないかは自己責任です。

視力の度数は変わることがありますから、長年視力検査をしてないまま同じメガネやコンタクトレンズを使い続けている人は、注意が必要です。

老眼も疲れ目の原因に!

ほとんどの人が40代~50代で老眼(近くのものがぼやけて見えない)になっていきます。

早ければ30代後半から始まることも。

ですが、老眼は徐々に進行していくもののため、気づかないまま過ごしている人も少なくありません。

老眼に気づかず、視力を補正しないままで生活していると、目が疲れやすくなります。



もし、疲れ目で悩んでいるなら、眼鏡やコンタクトレンズの度数が変わってないか、いつの間にか近眼になってないか、または老眼になってないか等、眼科で検査してもらいましょう。

1年に1回くらいのペースで検査してもらうのが理想的です。

ホットタオル、蒸しタオルで目を温める

目を温めるのも、眼精疲労改善に効果があります。

濡れタオルを40度くらいに温め、目の上に3分ほどのせるだけで、疲れ目が改善します。

15分に1分休むのを忘れてしまったり、重度の疲れ目を感じている時は蒸しタオルで目を休ませましょう。

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疲れ目を放置していると眼精疲労に!

「たかが疲れ目」とあなどっていると、眼精疲労に進行してしまう可能性があります。

スマホやゲーム、パソコン画面などを長時間続けて見ることが多い人で、原因不明の頭痛や倦怠感がある人は要注意。

眼精疲労が重症化すると、「うつ」のような症状を引き起こしてしまう危険性もあるため、注意が必要です。

眼精疲労の諸症状

眼精疲労の主な症状としては、以下のものがあげられます。

◇めのつかれ 
◇目の痛み
◇頭痛
◇食欲不振
◇イライラしやすい
◇不安感が強い
◇うつのような症状がある

うつ状態になっている場合は、かなり進行していると考えられますので、すぐに専門医を受診するようにしましょう。

外斜位は眼精疲労になりやすい

外斜位の人は、眼精疲労を引き起こしやすい傾向にあります。

外斜位とは、一見左右の眼にズレはなく、正常な方向を向いているのですが、片目だけに手を当てるなどしてを休ませると、休ませている方の目が外側にずれる状態になることを言います。

両眼を開けていると、無意識に前を向いて焦点を合わせますが、目にとって実はこれは自然な状態ではないため、目が疲れてしまうのです。


特にスマホを操作する時間が長い人は、近くのものに焦点を合わせるわけですから、若干内斜位ぎみになりますね。

寄り目に近い感じ。

これが、余計に眼精疲労を増長させてしまう結果につながり、最近では眼精疲労患者が急増しているのです。


外斜位についても、眼科で「プリズムメガネ」などの専用眼鏡を作ってもらうことで、目にかかる負担を軽減することができます。

斜位の人は、3人に1人はいるのではないかと考えられていますので、もしかしたら他人事ではないかもしれません!


目に異常を感じたら、休ませること。

スマホを長時間操作しないこと。

そして、目を休ませても疲れが取れない時は、眼科に行って診てもらいましょう!


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