愛媛県人に大腸がんが少ない理由【健康カプセル!ゲンキの時間】

戦前は、日本人には比較的少なかった大腸がん。

戦後の食事スタイルの変化と共に、大腸がん患者が年々増えつつあります。

そんな中、愛媛県の大腸がん死亡率が低いランキングに、愛媛県は男性で1位、女性で2位にランクインしています。

愛媛県人の、大腸がんにかかりにくい生活とは…!?

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愛媛県と腸の関係

愛媛大学医学部付属病院 光学医療診察部 准教授 池田宣央先生によると、…


最近では、動物性脂肪のとりすぎが大腸がんの原因のひとつである、ということがわかってきました。

動物性脂肪をとりすぎると、胆汁が大量に分泌されます。

その胆汁が腸内細菌と結びつき、腸内環境を悪くしてしまうことが、大腸がんの原因になっているのではないかと考えられています。


ところが、池田先生によると、愛媛県人はお肉の消費量が少ないわけではないそうです。

その分、『魚や野菜をしっかり摂っています』とのこと。


大事なのは、腸内環境を整えることのようです。

腸内環境を整える愛媛県の名産品

愛媛県の名産品の中で、以下のものが腸内環境を整える食材として有効です。

かんきつ類

愛媛と言ったらかんきつ類が思い浮かぶほど、柑橘系のフルーツが豊富ですね。

かんきつ類には、食物船員が豊富で、腸内環境を整える働きがあります。

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鯛(タイ)

愛媛県では、タイはとても親しみのあるお魚。

愛媛県はタイの養殖生産量が日本一なのです。

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タイなどのお魚の中には、EPAが豊富に含まれています。

EPAは、腸管の粘膜を修復し、炎症を抑える働きがあるのです。

さらに、タイに含まれるビタミンB6には、大乗がんのリスクを低減させる効果があります。

麦みそ

味噌には、地方によって素材や味に違いがありますが、愛媛で親しまれているのは麦みそです。

味噌と言えば麦みそ、というくらい、愛媛では米を使った一般的な米みそより、はるかに多く消費されています。

愛媛県は、麦みその原料『はだか麦』の生産量が日本一。


はだか麦には、食物繊維が豊富に含まれています。

中でも注目すべきは『β-グルカン』という水溶性食物繊維。

水溶性食物繊維は、便を柔らかくし、排便しやすい腸内環境を作る役割があります。

さらに、β-グルカンには、腸内環境を整えて免疫力をアップし、コレステロールを低減する作用があります。

麹菌タップリのみそ

また、愛媛のみそには麹(こうじ)菌がたっぷり使われています。

麹菌には、分解酵素『アミラーゼ』が多く含まれ、腸内のビフィズス菌などの善玉菌の活動を活発化させて環境を良くし、大腸がんを予防する効果が高いのです。

さつま(佐妻)

愛媛県人の定番料理が、さつま。

タイやアジなどの白身魚をすりつぶし、具には、糸こんにゃく、みかんの皮・きゅうり・ごまなどを入れて麦みそで味付け。

この冷たい汁を、アツアツの麦ごはんにかけて食べます。

見た目は具入りのとろろご飯のようです。


麦みそ・お魚・麦ごはん・こんにゃく・みかんの皮・ごま…と、腸内環境を整えるのに良い食材がたくさん使われている、スーパー腸内環境改善食ですね。

キウイフルーツ

愛媛県は、キウイフルーツの生産量も日本一。

キウイフルーツには、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスが理想的な2対1の割合で含まれていて、便秘改善の救世主食材なのです。

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腸に良い体操:今治タオル体操

タオル生産量日本一の愛媛県今治市では、『今治タオル体操』が、市民全体に親しまれています。

この体操が、運動不足解消につながり、体がやわらかくなるだけでなく、便秘改善効果にもつながっているのです。

体をひねったり、横に倒したりする動きが、下行結腸を刺激し、また、前屈のような動きが腸全体を刺激します。

これらの動きが腸の調子を整え、便秘改善につながっているのです。

大腸がんで出る血便を痔と間違うと大変なことに…

大腸がんになると、血便が出やすくなります。

これを『痔』と自己判断し、市販薬を塗って治そうとしてしまったら大変。


大腸がんは、早期発見が大事です。

早期発見できれば、治療によって90%以上の確率で治ることが可能な病気。

定期的な検査を受けることが大切ですね。


参考:2016年6月5日放送【健康カプセル!ゲンキの時間】

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