空腹時の痛み・不快感・膨満感…胃の不調は胃がんの可能性あり?

かつては日本人のがんによる死亡原因のトップだった胃がん。

近年では、がんによる死因トップの座を肺がんに譲ったとはいえ、現在もなお胃がんによって年間4万~5万人の方が亡くなっています。

胃がんの原因や症状には、どのようなものがあるのでしょうか…?

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日本人の胃がん死亡率は、検診などによる早期発見の向上、治療方法の進歩、食生活の変化などによって減少傾向にありますが、今なおがんによる死亡数の4分の1にものぼっています。

また、死亡率は減少していても発生率(胃がん患者の数)は減少していません。

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胃がんは早期発見さえできればほぼ100%治ると言われるようになってきており、健診を定期的に受けていれば、必ずしも命にかかわる病ではなくなっていています。

まずは胃がんの原因を知ることが、何よりの予防法となります。

胃がんの原因

胃がんの原因になるものは色々ありますが、食事や喫煙などの生活習慣、ピロリ菌感染などが主な原因ではないかと考えられています。

ピロリ菌の感染源と治療方法、胃炎や胃がん・胃潰瘍との関係性はこちら

胃に負担をかける食生活

食生活による原因としては、塩からい食事、熱すぎる食事、不規則な食生活などが考えられます。

いずれも消化の際に胃にかかる負担は大きく、長期にわたる食習慣の影響は無視できないものと考えられます。

喫煙

喫煙は、肺だけでなく胃などの臓器にも負担がかかります。

喫煙習慣は長ければ長いほど、本数が多ければ多いほど健康リスクも高くなりますので、喫煙者の方はより健康に留意し、定期健診を受けられることをおすすめします。

胃がんの8割はピロリ菌が原因?

胃がん患者の胃を調べると、99%以上の患者からピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)が検出されます。

胃がんの8割はピロリ菌が原因」とも言われていますが、それはピロリ菌に感染していると慢性胃炎にかかりやすくなるからであり、慢性的な炎症が長く続けば遺伝子が傷つき、がんが発生しやすくなるためです。

ピロリ菌は、医療機関での除菌が可能です。

除菌が早ければ早いほど胃がんのリスクを軽減することができますので、気になっている人はできるだけ早くピロリ菌検査を受け、陽性とわかった時点ですぐに除菌処置を受けておくことが、胃がん予防には有効です。

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胃がんの症状

胃がんの症状としては、下記のようなものがあげられます。

● 空腹時の痛み
● 胃の膨満感
● 胃の不快感
● 胃もたれ
● 食欲不振
● みぞおちの痛み
● その他、胃周辺の鈍い痛み

さらに、がんが進行してくると下記のような症状も出てくるようになります。

● 吐き気
● おう吐
● 胸やけ
● げっぷ
● 下痢または便秘
● 全身の倦怠感
● 食欲不振
● 体重の減少
● 吐血
● 下血
● 食事が飲み込めない
● 背中の痛み
● 胸の痛み
● 貧血

胃がんは胃炎が進行して発病する場合も多く、もともと慢性胃炎の人は胃の不快感に慣れてしまっていることが多いため、自覚症状があっても危機感を持ちにくいというケースも少なくありません。

上記のような症状や、胃の周辺に違和感を感じたり、食欲不振が続くなどの変化を感じたら、できるだけ早く病院を受診し、適切な検査を受けることが大切です。

胃がんは、早期発見さえできれば治る可能性の高いがんです。

胃に悪い食事(からいものや刺激の強いもの)を避ける、熱いものはすこしさましてから食べる、野菜を多く食べる、喫煙を減らし、ピロリ菌感染の可能性があれば早期に受診し、定期検診を受けるなどの対処によって、日本人の胃がん死亡率は大きく減少させらせると考えられています。

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