致死率3割!人食いバクテリア・溶連菌の予防方法は…?

溶連菌(ようれんきん・溶血性連鎖球菌感染症)って、小さな子供をお持ちのお父さん・お母さんなら、一度は聞いたことがありますよね?

自分のお子さんが何度かかかった、あるいは保育園や幼稚園のお友達がかかっていた!という方も多いのでは?

そんな身近な溶連菌が、人食いバクテリアになってしまうこともあるのです…!

スポンサーリンク

子供もよくかかる溶連菌がなぜ人食いバクテリアに?

溶連菌自体は非常に身近な細菌で、多くの人が、元気な時でものどや粘膜、皮膚などにすでに持っている細菌です。

正式名称はA群溶血性連鎖球菌

通常「溶連菌」と略して呼ばれる溶連菌感染症は、冬になると主に5歳前後の幼児がよくかかっている身近な感染症です。

幼児期の子供がかかりやすい溶連菌感染症って、どんな症状?

そんな身近な細菌が、なぜ突然人食いバクテリアと化すのか、なぜ患者数が急増しいるのか、なぜ発症後の致死率が高いのか等、詳しいことはまだ何もわかっていないのが現状です。

2095

劇症型溶血性連鎖球菌感染症

人食いバクテリアと呼ばれ、重症化してしまう溶連菌を劇症型溶血性連鎖球菌感染症(げきしょうがたようけつせいれんさきゅうきんかんせんしょう)と言います。

ここ数年、この劇症型溶連菌で死亡する人の数が増えてきています。

致死率は、感染が確認された中で、実に3割にも及ぶと言われています。

そのため、溶連菌は別名人食いバクテリアと呼ばれ、恐れられているのです。

劇症型の溶連菌にかかると、発病してからの病状の進行が急激かつ劇的で、気づいた時には手遅れになっていたりするくらい、進行スピードが速いのが特徴です。

通常のA群溶血性連鎖球菌感染症は、口や鼻から侵入すると、のどが赤くはれたり、とびひになったりしますが、このような軽症の溶連菌を発症するのは、5歳前後の幼児を中心とする19歳くらいまでの未成年者がほとんどです。

大人になり、免疫力が強くなることによってだんだんかかりにくくなっていきますが、30代頃から、今度は劇症型の溶連菌にかかりやすくなってしまい、60代以上で感染率があがり、さらに70代前後の方は致死率も上がってしまうため、注意が必要です。

感染経路は、小さな傷や水虫、のどの炎症などを介して体内に侵入した溶連菌が、重症化を招いてしまうようです。

スポンサーリンク

劇症型溶血性連鎖球菌感染症の症状

重症化して手遅れになってしまう前に対処できるよう、劇症型溶血性連鎖球菌感染症にかかってしまった時の症状を覚えておきましょう。

初期症状

● 発熱やのどの痛みがある(風邪の症状と似ている)
● 手足の痛み・腫れがある
傷とそのまわりを指で押すと強い痛みを感じる

症状が進むと…

● 筋肉や筋膜が壊死してしまう
● 多臓器不全を起こす
● 発症から当日・翌日など、3日以内の短期間に死亡することがある
● 発症して数十時間のうちに、ショック死することがある

筋肉や筋膜が壊死してしまうと、抗菌薬も効かず、切断を余儀なくされることになります。

軽い溶連菌の場合は症例が多いですが、劇症型は症例も少なく、ほとんどの医師が診断経験がないため、正確な診断が遅れてしまう可能性もあります。

衝撃的な画像・映像が含まれていますので、閲覧される際はご注意ください。

劇症型溶血性連鎖球菌感染症の予防方法

一度感染すると取り返しのつかない状態になってしまうこともある劇症型溶血性連鎖球菌感染症にかからないためには、普段の生活から予防していくことが大切です。

予防方法

● 季節を問わずうがい・手洗いを徹底する
● 小さな傷でもすぐに水道の流水で水洗いし、清潔に保つ
● 体力・免疫力を落とさない生活を心がける
  ⇒栄養バランスの取れた食事
  ⇒十分な睡眠
  ⇒ストレスをためない
  ⇒適度な運動を心がける

● 早期の発見・対処が肝心!
  ⇒小さな傷でも、周辺の痛みが強い場合はすぐに受診を!

● 糖尿病患者の方は要注意!
  ⇒足に傷があったら、医師に相談を!

溶連菌は、のどや口、皮膚にごく普通に存在するものなので、「かすり傷にはツバをつけておけば大丈夫!」は、とても危険な対処法ということになりますね。

傷ができてしまったら、すぐに水道の流水で汚れを洗い流しましょう!

幼児期の子供がかかりやすい溶連菌感染症って、どんな症状?

風邪にビタミンCサプリやドリンクは効果なし!?風邪に効く栄養は?

夏に微熱・せき・たん・倦怠感…それは風邪より危険な病気かも?

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする