突然の激痛とともに表れる胆石の症状…原因は食事?改善策は?

目立った症状がほとんど表れないまま進行することから、「サイレントストーン」とも呼ばれる胆石。

そしてある日突然何の前触れもなく訪れる激しい痛み…。

原因となる食事や生活はどんなもの?

改善方法はあるのでしょうか…?

スポンサーリンク

胆石とは?

胆石とは、胆のうというニワトリのタマゴ大の臓器や、胆汁の通り道である肝管、総胆管にできる石のことです。

女性の方がかかりやすく、男性の2倍ものリスクがあり、肥満傾向にある40代~50代の女性にもっとも多くみられます。

胆のうには肝臓から送られてくる胆汁を蓄え、濃縮して腸に送り出す役割があります。

その過程で、胆汁が濃縮され過ぎて固まり、結晶化してしまうのが胆石なのです。

胆石ができる原因

胆石は、石が作られている主成分によってコレステロール胆石ビリルビン胆石の2種類に分けられます。

コレステロール胆石

胆汁の中の余ったコレステロールが胆のうの中で凝縮されて固まり、結晶化したもの。

食生活の欧米化に伴い、高カロリー・高コレステロール・高脂肪食化が進んでいることが原因と考えられています。

ビリルビン胆石

ビリルビン胆石は、胆汁の主成分であるビリルビンがカルシウムと結合して固まったもの。

何らかの原因で胆道に細菌感染が起こることで発症すると考えられています。

スポンサーリンク

突然の激痛とともにあらわれる胆石の症状

かなり大きくなるまで症状が出にくく、胆石があっても気づかないまま生活している人が多いため、胆石は別名「サイレントストーン」とも呼ばれています。

2043

胆石の患者数は全国で約650万人ですが、無症状で受診してない人を含めると、推定1000万人の患者が存在すると考えられます。

病状が進むと、胆石が胆のう炎を引き起こし、ある日突然激痛に襲われることも…。

胆石発作

突然の腹部の激しい痛みに襲われます。

みぞおちや右の肋骨の下などに痛みが出ることが多く、時には右肩や背中に痛みがでることもあるそうです。

ギューッとした痛みが走ったかと思うと、フワッと痛みが遠のくような状態が続きます。

発熱を伴うことも。

静かなはずの石が突然激痛に変わる理由

食生活の中に油っこいものが多いと、胆のうが刺激を受け、激しく収縮しようとします。

この収縮によって胆石が移動し、出口をふさいだり、胆のうの壁を傷つけ、胆のうの壁が厚くなることで胆のう炎になるのではないかと考えられます。

胆石の刺激によって胆のうの壁が厚くなると、胆のう炎にとどまらず、胆のうがんを引き起こす可能性もあります。

また、胆のうがんがあるにもかかわらず、胆石に隠れて見つかりにくくなってしまうこともあるというから恐いですね。

胆のうがん患者の半数以上が石保有者であるというデータもあるそうですよ。

胆石の治療方法と改善方法

受診や定期健診で胆石が見つかった場合、医師の判断によって胆石溶解剤を服用することもありますが、特別な症状が出ていない場合、経過観察ということでそのまま様子を見る、というケースもあります。

いわゆる放置ですね。

「様子見」と言われて安心せず、これ以上胆石を成長させないように食生活を改善する必要があります。

食生活の改善方法

検査で胆石が見つかり、様子を見ることになっている方、過去に胆石の除去手術を受けたことがある方は、今後の食事内容に注意が必要です。

脂肪分をとりすぎないよう心がけましょう。
てんぷらやとんかつ、ステーキなどの高脂肪食は食べすぎないように。

コレステロール値を上げる卵の黄身やマヨネーズも控えめに。

タウリンには、胆石の成長を抑える作用があります。

タウリンを多く含む魚介類を多く食べるようにしましょう。

コレステロール値をおさえる効果のある、食物繊維の多い野菜をたくさん食べましょう。

定期的に検査を受け、様子を見てもらうようにすることも忘れずに。

授乳中のママも要注意!尿路結石の原因と食事で予防する方法

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする