ダイエットで脂肪肝・肝臓がんに?肝臓がんを予防・改善する油とは

無理なダイエットをして肌がカサカサ・シワシワになり、老け顔になってしまった…という経験はありませんか?

ダイエットするとなぜか肝臓が脂肪を貯め込み、脂肪肝になってしまうことがあるのです…!

「世界一受けたい授業」では、「知らぬ間に進行する肝臓病の恐怖」として、肝臓の病気や最新の治療法についての紹介がありました。

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無理なダイエットで体が飢餓状態になると肝臓は脂肪をため込む!

解説:日本肝臓学会理事 泉 並木先生

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できるだけ短期間に早くやせたいから、食事はサラダとフルーツだけ!

…なんて無茶なダイエットをした経験のある人は少なくないのでは?

でも、そんな極端なダイエットをして体に必要なエネルギーが取り込まれなくなると、肝臓が「食料が不足している!」と勘違いし、体の中の筋肉を分解してでも必死に脂肪を作り、その脂肪を肝臓に溜め込んでしまいます

つまり、体全体はやせたように見えても、肝臓はフォアグラのような脂肪タップリの脂肪肝になってしまいます。

これをダイエット脂肪肝と言います。

食糧不足の地域の子供たちが、ガリガリにやせていてもお腹だけ風船のようにふくらんでいるのは、この脂肪肝のせいなのです。

脂肪肝になるとなぜ老ける?

肝臓は体の毒素を分解して、無害にしてくれる大切な臓器です。

その肝臓に脂肪がつけばつくほど、毒素を分解する能力が弱っていってしまいます。

つまり、脂肪肝になると体中に毒素がまわり、老化を促進してしまうことになるのです…!

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肝臓に異常のある小学生が急増!

脂肪肝は肝臓の異常のはしり。

脂肪肝を放置すると肝硬変に、そして肝臓がんへと発展していってしまいます。

最近、そんな危険な脂肪肝などの肝臓異常を持つ小学生が急増しているのです…!

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2015年8月3日の読売新聞の記事によると、香川県の小学校4年生の1割に、肝機能に異常があることがわかったそうです。

香川県は大人でも肝臓異常が多いことが指摘されており、県民全体のうどんの食べすぎや、バランスの取れてない食生活が原因ではないかと言われているので、この数値が全国の子供に当てはまるとは限りませんが、香川県にとどまらず、日本の子供たちは今、運動不足や、塾通いなどで遅くまで起きている生活、乱れた食生活が当たり前になってきています。

子供のうちから脂肪肝な上に、大人になっても運動不足・高脂肪食・乱れた生活習慣が続くようであれば、将来は深刻な状態におちいる危険性が…!

良くない習慣は、できるだけ幼いうちに直してしまいましょう。

とても楽で簡単になった肝臓の検査

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以前は、肝臓異常の進行状況を知るためには、体の外から肝臓まで届く太くて長い針を刺し、肝臓の一部をサンプルとして取り出すという、かなり痛そうで体の負担になりそうな方法が取られていました。

現在では医療技術が進歩し、針もメスも使わず、体を傷つけることなく肝臓の検査ができるようになってきています。

普段から大酒飲みで脂っこいものが大好き、でも運動が嫌いという方。

最近急に疲れやすくなり、肌荒れもひどくなってきた…という方。

気になっていることがあれば、肝臓内科などで検査を受けてみましょう。

肝臓がんは予防できる!

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最新の研究により、えごま油に含まれるルテオリンという成分に、肝臓がんを予防する可能性のあることがわかってきました。

ルテオリンの他にも、えごま油には必須脂肪酸など、肝臓に良いものがたくさん入っています。

えごま油といえば、亜麻仁油(フラックスオイル)と並んで「脳やアンチエイジングに良い」と言われる健康油ですね。

これで肝臓がんも予防できるというのだから、一石二鳥にも三鳥にもなるわけです。

えごま油は加熱調理すると成分が変わってしまうので、サラダやマリネ、スプーンにとって直接飲むなど、生で摂るようにしましょう。

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血液感染するB型肝炎・C型肝炎

肝臓がんの8割は、B型肝炎C型肝炎などのウイルス性肝炎が発端となって発症すると言われています。

B型肝炎ウイルスが原因の肝臓がんは全体の15%、C型肝炎ウイルスが原因の肝臓がんは65%にもおよびます。

タトゥーやピアスに注意!

B型肝炎C型肝炎は血液を媒体として感染します。

査体制が整う以前の主な感染経路は、輸血集団予防接種による感染、肝炎ウイルスに感染している母親から出産時にうつる母子感染でした。

1992年2月までに、これらの感染ルートに対する対策が取られるようになり、日本国内での医療事故による感染および母子感染はほぼなくなってきています。

現在の日本国内での主な感染ルートは、タトゥーピアスに使う針の使いまわしによるもの、まれに不衛生な環境下での鍼治療や、出血を伴う民間治療などとなっています。

身に覚えのある方は、ぜひ一度肝炎検査を受けてみてください。

C型肝炎ウイルスによる肝臓がんは完治する時代

C型肝炎ウイルスは、感染しても自覚症状がほとんどないまま何十年も肝臓の中に住み続け、長い時間をかけてじわじわと肝臓を破壊し、やがては肝臓がんを引き起こしていく恐ろしいウイルスです。

このC型肝炎ウイルスによる肝臓がんを治療するには、強い副作用を伴い、長い期間をかけて行うインターフェロン治療などを受けるしかありませんでした。

ところが2015年9月1日より、ハーボニーという新薬が日本でも発売されるようになりました。

このハーボニーによるC型肝炎ウイルスへの効果は大変高く、日本で行われた157人の患者に対する治験では、すべての患者からこのC型肝炎ウイルスを消滅させることができたのです。

ハーボニー治験を経験した元肝臓がん患者によると、インターフェロン治療で経験したような、髪の毛が抜けたり、食欲が落ちたりするような副作用は一切なかった、とのことです。

ハーボニーは保険治療となっており、国からの助成金もあるので、1か月1~2万円程度の自己負担・およそ3カ月程度の服用で完治すると言われています。


このように、肝炎・肝がんは、以前ほど恐ろしい病気ではなくなってきています。

肝がんになっても早期に治療を終わらせるためには、何と言っても早期の発見がカギとなります。

少しでも気になっていることがあれば、早めに検査を受けてしまいましょう。

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