急な激しい腹痛と熱・吐き気・のどが渇く…【急性腹膜炎の症状】

突然の激しい腹痛、吐き気と嘔吐…体がふるえてきたと思ったら、熱まで出てきた…。

急激に起こる息もできないほどの激しい腹痛は、急性腹膜炎かもしれません…!

スポンサーリンク

腹膜炎とは、臓器を覆う薄い皮「腹膜」の炎症

私たちのお腹の中にあるあらゆる臓器は、腹膜という薄い膜でおおわれています。

腹膜の表面は滑らかで潤っており、臓器が滑らかに動くのを助けています。

常に潤っている状態の腹膜は、水分や電解質をよく吸収するのですが、同時に細菌や化学物質などの有害物質も吸収し、全体に広がってしまうという性質も持ち合わせているのです。

腹膜に炎症を起こした毒素は体内にも広がりやすく、場合によっては重篤なケースにおちいってしまうこともある、危険な病気です。

急性腹膜炎の原因

急性腹膜炎の原因は、臓器の炎症が悪化して穿孔(せんこう=穴が開くこと)を起こした場合などに、細菌がおなかに広がることで腹膜が炎症を起こすというケースが最も多いため、腹部に病気を患っている人は注意が必要です。

急性腹膜炎の原因となる病気としては虫垂炎が最も多く、その他、胃潰瘍・十二指腸潰瘍による穿孔、大腸憩室・胆のう炎の穿孔、膵炎(すいえん)、腸閉塞(イレウス)や、女性生殖器の病気などから引き起こされることもあります。

スポンサーリンク

急性腹膜炎の症状

急性腹膜炎では多くの場合、突然の激しい腹痛に見舞われます。

腹痛はおさまることなく続き、時間が経つほどにお腹全体に範囲が広がっていきます。

のどの渇きや体の震えが生じ、発熱を伴います。

発熱は、青年期の健康な人ほど高熱になる傾向があり、老年期においては発熱してもわずかなケースが多いようです。

その他、吐き気やおう吐、食欲不振が伴うこともあります。

痛みが強くなると、呼吸が浅く早くなり、腹部は痛みのために緊張し、腹筋が固くなります。

急性腹膜炎の治療と予防

治療

急性腹膜炎は、ほぼすべてのケースにおいて緊急手術を行うことになります。

お薬で治るものではありません。

何らかの穿孔によるものであれば、開いた穴を閉じ、腹腔の洗浄を行うなどの処置を施します。

できる限り早急な処置を

腹膜炎の治療は、症状の発生から手術までの時間の早さが術後の経過に影響を与えることがあります。

重症の場合は命にかかわることもある恐い病気ですので、症状が出たら、可能な限り早急に処置のできる医療機関へ行くことが大切です。

内臓の病気は完治させる

腹膜炎にかかるには、まずその原因となる病気が前提として存在します。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍、大腸憩室、胆のう炎、膵炎、腸閉そく(イレウス)などのような、臓器の病気にかかったことのある人は、自己判断で治療を中断せず、完治までしっかり医療機関に通い続けること・薬を飲みきることが大切です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする