腰痛を治す方法:簡単ポーズでわずか3秒!世界一受けたい授業

肩こり・手足の関節通などをおさえ、現代社会の日本人の身体の悩みランキングでトップと言われる腰痛で苦しむ人は、およそ2,800万人とも言われています。

多くの人を苦しめる腰痛を、たった3秒の簡単な体操(ポーズ)で治す方法があります!

体操の他にも、腰痛を予防・改善するための方法がいくつかありますので、腰痛に悩んでいる方はぜひ実践してみてください。

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参考:2017年3月4日放送:『世界一受けたい授業』
講師:東京大学医学部付属病院 22世紀医療センター特任教授 平松浩 先生

春は一番腰痛になりやすい季節

腰痛患者は、春に急増する傾向にあります。

冬の間は、寒さのためにあまり体を動かさない人が多いですが、春になって暖かくなると、急に体を動かしてしまったりすることはありませんか?

この急激な運動により、腰に負荷をかけすぎてしまうケースが多いのです。

 
また、卒業・入社・転勤など、新しい環境に身を置くことで、通常よりストレスが増すことも原因のひとつと言われています。

 
そして意外にも、花粉症の季節であることも、腰痛患者が増える大きな要因となっています。

一回のくしゃみで腰にかかる負荷は、最大300Kgとも言われており、たった数回のくしゃみを機に腰痛を発症してしまう事例も少なくないのです。

さらに、一度腰痛の激しい痛みを経験したことがある人は「また腰痛になってしまうかも?」と恐怖心を持つだけでも、その恐怖心がストレスにつながり、新たな腰痛の原因となってしまう、なんてことも…。

あまり悩み過ぎないことも、心と体を守る上で大切ですね。

現代人は腰痛借金をためている!?

現代人は、知らないうちに腰への負担を蓄積させ、『腰痛借金』をため込んでいます。

座りっぱなしや立ちっぱなし、悪い姿勢など、腰に良くない生活スタイルを積み重ねることで、どんどん腰への負担をため込んでいき、最後には、些細なきっかけで腰痛を発症してしまうのことがあります。

スマホを見る時の姿勢に注意

現代人で特に注意が必要なのは、スマホを見る時の姿勢です。

ソファやイスにだらりと腰かけて猫背になり、腰に負担をかけた体勢で長時間スマホ操作をしている人は多いでしょう。

実はこの姿勢、骨盤が後ろに傾き、100Kg以上の負担が腰にかかっている状態なのです。

ソファに寄りかからず、背筋をまっすぐにして座ることで、腰への負担を大幅に減らすことができるので、長時間座ってスマホを見る機会が多い方は「姿勢よく」を心がけましょう。

一日数回でも、気が付いたら姿勢を正す、これだけでも負担が違ってくるので覚えておいてください。

料理中は片足を置くステップを用意

一日1~3回以上・ほぼ毎日、調理や後片付けをする主婦の立ちっぱなしの姿勢も腰痛につながります。

調理をするときは、10センチ以下のふみ台を用意し、片足だけをのせて作業するのがおすすめです。

ふみ台に乗せた方の足に体重を少しかけることにより、骨盤が前に出て姿勢が良くなり、腰への負担が軽減されます。

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慢性腰痛にコルセットは効果なし!?

腰痛の治療や予防に良いとされる腰用のコルセットや腰ベルトですが、実は慢性的な腰痛にはあまり効果が期待できません。

ぎっくり腰を発症してしまった直後など、立ち上がるのもつらいほどの時にはサポーターとしての効果を発揮しますが、激しい痛みが治まり、動けるようになっても装着し続けていると、腰回りの筋肉が衰え、かえって腰痛を引き起こしやすくなってしまうため、逆効果であるとも言われています。

強い痛みが治まり、普通に立ち上がったり歩いたりできるようになったら、コルセットには頼らず、積極的に体を動かすよう心がけることで、腰痛の改善につながります。

腰痛になりやすい人は寝返りが少ない

腰痛になりやすい人の共通点の一つに、「夜眠っている時に寝返りが少ない」というものがあります。

寝返りが少ないと、筋肉がこわばって血流が悪くなり、腰痛を引き起こしやすくなってしまうのです。

 
毎日使っている敷布団やベッドのマットレス、枕がやわらかすぎると、寝返りが減ってしまうので、適度なかたさのある寝具を使うようにしましょう。

質の良い睡眠は、脳を活性化させ、腰痛をおさえる効果があります。

寝具を選ぶ時は、家具売り場や寝具展示場で実際に寝転んでみて、固さに注意し、寝返りしやすいかどうか確かめてから買うのがおすすめです。

3秒で腰痛が治る簡単腰痛改善体操

足を肩幅より少し広めに開いて、リラックスして立ちます。

両手を腰より下、つまりおしりにあてます。

この時、両手の指は下向きになるようにします。

息を吐きながら、上体をゆっくり後ろにそらし、3秒キープし、元に戻します。

ポイントは、「ひざを曲げないこと」、そして「アゴを引くこと」。

腰を曲げるのではなく、手で骨盤を前に押し込むようなイメージで。

腰痛の治療には、これを1日10回、腰痛予防には1日1~2回を目安に毎日行いましょう。

血流が良くなり、腰痛の改善につながります。

 
気が付いた時・思い出した時にいつでもできる体操ですが、まだ筋肉がこわばっている午前中に行うのがおすすめです。

 
※腰をそらした時に、腰や太ももに痛みやしびれが感じられる場合は、「脊柱管狭窄症」という病気にかかっている可能性がありますので、無理して体操を続けず、すぐに病院で受診してください。

早歩きで腰痛を予防・改善できる!

早歩きには、さまざまな健康効果があると言われています。

東京都健康長寿医療センター研究所医学博士 青柳幸利氏「中之条研究」によると、日常的な早歩きの習慣がない人は、毎日20分程度の早歩き習慣がある人に比べて、がんの発症率が4倍にもなるそうです。

早歩きには、がん予防効果だけではなく、腰痛予防効果もあります。

早歩きのような、激しすぎない中強度の運動には、ドーパミンなどの痛みをおさえる物質を分泌させる効果があるのです。

通勤や通学、買い物の時間などの歩行で良いので、1日20分を目安に、早歩きを習慣づけるようにしましょう。

毎日でなくても、週3日程度でも効果があります。


 
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