男性更年期障害とは|症状と予防方法・テストステロンの増やし方

以前は、更年期障害は女性特有のものと考えられてきましたが、最新の研究により、男性にも男性特有の更年期障害があることがわかってきています。

男性更年期障害の諸症状とは、どのようなものなのでしょうか。

予防・改善方法についてもまとめました。

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男性更年期障害とは

男性更年期障害は、女性の更年期障害と違い、変化がゆるやかで自覚しにくいのが特徴です。

また、男性更年期障害への知識や理解もまだまだ浸透していないため見過ごされてしまいがちですが、障害の度合いによっては深刻な症状をもたらすこともあるため、注意が必要です。

男性更年期障害の諸症状

◆頭痛がある
◆なんとなく力が出ず、クタッとしてしまう
◆なんとなく不安に感じる
◆無気力感がある・やる気が出ない
◆怒りやすくなった・イライラしやすくなった
◆寝つきが悪く、眠りが浅い
◆朝、目が覚めても起き上がれない
◆インフルエンザに似たような強烈なだるさがあるのに熱はない
◆ダイエットしてないのに体重が増える
◆簡単なことで骨折してしまう

このような症状に心当たりがある方は、男性更年期障害かもしれません。

内科を受診して適正な治療を受け、男性更年期障害の予防・改善方法(テストステロンの分泌を促す方法)を実践していきましょう。

男性ホルモン値と男性更年期障害の関係

男性更年期障害は、男性ホルモン・テストステロンの分泌量と深いつながりがあります。

男性ホルモン・テストステロン分泌量の平均値

(単位:pg/ml)
20代 16.8
30代 14.3
40代 13.7
50代 12.0
60代 10.3
70代 8.5

※8.5pg/mlを下回ると、男性更年期障害と診断される可能性があります。

女性ホルモン・エストロゲンは、多くの女性が閉経を迎える『更年期』と呼ばれる45歳~55歳の間に急激に減少しますが、男性ホルモン・テストステロンの分泌量は通常、20歳頃をピークに徐々に減少し、ゆっくりと減っていきます。

睡眠不足とストレスが男性更年期障害を招く?

本来は、テストステロン値の減少のスピードはゆるやかで、80代頃までにゆっくりと、8.5pg/ml前後まで減少していくものなのですが、ストレスや睡眠不足などによって急速に減少してしまうことがあります。

テストステロンは、夜眠っている間に生成されるため、朝起きた時が一番数値が高いということがわかっています。

つまり睡眠時間が少ないと、テストステロンが正常に生成されなくなってしまうということですから、毎日睡眠を削って遅くまで仕事をしている…という方は、特に注意が必要です。

テストステロン値と睡眠時間の相関図

図のように、たっぷり7時間睡眠をとった場合と、4.5時間未満~徹夜とでは、テストステロンの分泌量に大きな差が出てきます。

テストステロン分泌量の減少による体調の急変がストレスとなって、不眠を引き起こし、その不眠がさらなるテストステロン値の減少につながってしまうという、負のスパイラルを招いてしまうこともあるため、注意が必要です。

太りやすくなる・骨折しやすくなる

テストステロンには、骨を作ったり内臓脂肪をつきにくくする働きもあります。

このためテストステロン値が急激に減少してしまうと、今までと食事量や運動量が変わっていなくても太りやすくなったり、骨が弱くなり、骨折しやすくなってしまうのです。

急に太ることでメタボリックシンドロームへとつながり、心筋梗塞などのリスクが4倍にもなってしまうという報告もありますから、たかが更年期障害とあなどることはできません…!

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テストステロンは女性にとっても大切なホルモン

男性ホルモン・テストステロンは、女性の体内でも分泌されています。

その量は男性の10分の1程度。

このテストステロンが、女性ホルモン・エストロゲンの原料になっているため、女性もテストステロン値が下がれば女性らしさを失ってしまうことになります。

女性が更年期になり、閉経を迎えると、女性ホルモン・エストロゲンの分泌量は激減しますが、テストステロンの分泌量が多い女性は、閉経後も元気で意欲的な傾向にあると言われていますので、男性も女性も、テストステロンを安定的に分泌していく必要がありますね。

テストステロンの分泌を促す方法

良質で十分な睡眠をとる

前述のように、テストステロンは睡眠中に生成・分泌されるため、良質な睡眠を十分に確保することがカギとなってきます。

夜中に何度も起きたり、なかなか寝付けないなど睡眠に問題を抱えている方は要注意です。

亜鉛が多く含まれる食材をしっかり食べる

女性も男性も、ある程度の年齢を過ぎると代謝が落ち、太りやすくなってきます。

ここで間違ったダイエットや、過度なダイエットをしてしまうと、栄養バランスを崩してしまいます。

特に、貝類や肉類に多く含まれる亜鉛は、テストステロンの原料となりますので、魚介類や肉類などをしっかり食べるようにしましょう。

亜鉛は、貝類・肉類の中でも牡蠣牛肉に特に多く含まれていますので、積極的に食べるようにしてください。

タンパク質はもちろん、野菜や炭水化物も毎日食べて、バランスの良い食生活を心がけましょう。

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筋トレでしっかり筋肉をつける

筋肉をしっかりつけておくと、テストステロンの分泌量が安定することがわかっています。

男性も女性も適度な筋トレを心がけましょう。

特に、大きな筋肉がついている太ももを鍛えると筋肉量が増えやすいので、スクワットなどがおすすめです。

考えすぎない・完璧主義にならない

更年期障害に陥りやすい人の性格的特徴に、以下のようなものがあります。

◆繊細で落ち込みやすい
◆几帳面でまじめな完璧主義者

このような性格だと、体の不調にも敏感になり、気にしすぎたりして症状を悪化させやすい傾向にあるため、注意が必要です。

熱中できる趣味を持つ

できれば仕事とは別の趣味など、熱中できること・夢中になれることがひとつでもあると、更年期障害を自覚しにくく、深刻化しにくい傾向にあります。

趣味のことを考える楽しい時間が長ければ長いほど、活力的に生活していくことができますので、今からでも何か一つ興味を持って始めてみてはいかがでしょうか。

新しいことを始めるのは、意外と何歳からでもできますし、脳の活性化にもつながるため、おすすめです。


 
以上です。

当記事は、2017年5月7日放送 『健康カプセル!ゲンキの時間』を参考にしています。


 
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