【腎臓結石・尿路結石の原因と予防方法】授乳中のママ・コーヒー好きも要注意

ある日突然の激痛とともに発症する尿路結石。

尿路結石になりやすい生活とは、どんな生活?

かかりやすい人ってどんな人なのでしょう…?

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腎臓結石が移動すると痛みが起こるのはなぜ?

腎臓で作られた腎臓結石が、尿の流れに乗って尿管に入ると、細い尿管を通過することができずに詰まってしまうことがあります。

尿管には細い部分もたくさんあり、構造上カーブしているため、たとえ小さな石でも引っかかりやすく、尿の流れを悪くしてしまうのです。

尿管が詰まると、腎臓でできた尿がせき止められてしまいます。

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せき止められた尿によって腎臓が膨張し、まわりの神経を刺激してしまうのが痛みの原因です。

『結石のイガイガが尿管を傷つけて痛みが生じる』と思われることも多いようですが、実際には腎臓の膨張による刺激が、結石の痛みのもとなのですね。

腎臓結石・尿路結石になりやすい食生活と生活習慣

腎臓結石・尿路結石になりやすい生活習慣などをまとめました。

心当たりのある方は、予防法とあわせてよく読んでみて下さい。

コーヒー・紅茶をよく飲む

コーヒー・紅茶を毎日飲む人は注意が必要です。

コーヒー・紅茶に含まれるシュウ酸という物質が、尿路結石の原因になることがあります。

シュウ酸は腎臓に入るとカルシウムと結合し、シュウ酸カルシウム結晶という固まりを作りますが、尿路結石の約80%は、このシュウ酸カルシウム結晶からできていると言われています。

シュウ酸を多く含む食材

コーヒー・紅茶の他にも、シュウを多く含む食材は以下の通り。

・ほうれん草
・レタス
・キャベツ
・ナス
・バナナ
・さつまいも
・たけのこ
・ココア
・チョコレート

…など。

副甲状腺機能亢進症

腎臓結石・尿路結石の原因のひとつとして、副甲状腺機能亢進症(ふくこうじょうせんきのうこうしんしょう)があげられます。

副甲状腺に何らかの異常が生じることによって、ホルモンが過剰に生産されることが原因です。

特発性結石症

特発性結石症が原因となることもあります。

特発性結石症が起こる原因は、まだはっきりと解明されていないのですが、遺伝性のものやストレス、バランスの悪い食事、運動不足、水分摂取量の不足などの様々な要因が組み合わさって、結石ができてしまうようです。

他の病気の薬の影響

薬剤の影響で結石ができることもあります。

緑内障の薬や、ビタミンD製剤などを処方されている方は注意が必要です。

花粉症の人は要注意!

尿路結石患者の約半数が花粉症患者というデータもあります。

花粉症は、鼻水やくしゃみによる水分の消失が激しく、より脱水状態になりやすいそうです。

そのため、通常より結石ができやすい体質ではないかと考えられています。

私たちの体では、健康な状態でも1日1リットルの鼻水が作られていますが、花粉症の人はその何倍もの鼻水に水分を奪われていると考えられ、慢性的に体内の水分が不足している可能性があります。

体内の水分が少ないと、尿が濃くなり結晶ができやすくなってしまうのです。

尿路結石が夏に多いのも、汗で体内の水分が不足してしまうから。

尿路結石の予防には、1日あたり2リットルくらいの水分摂取を心がけましょう。

授乳中のママは要注意!

授乳中は、想像以上に母乳に体内の水分がとられてしまいます。

のどが渇くのを待たず、こまめに水分を補給しましょう。

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尿路結石の予防方法

食生活の改善

結石ができやすい人は、食生活習慣を改善してみましょう。

暴飲暴食を繰り返していたり、いつも外食やコンビニ弁当などで済ませていたり、バランスの悪い食生活だと、どうしても結石ができやすくなります。

肉中心の食生活ではなく、野菜中心の食生活が望ましいでしょう。

卵やコレステロールを多く含む食材などは、食べ過ぎないようにしましょう。

海藻や果物、豆腐などは尿が酸性になりにくいのでおすすめです。

まずは偏った食生活の見直しから始めてみてください。

プリン体の多い食品を避ける

プリン体の多い食品を食べると、血液中の尿酸値が上がります。

血液中の尿酸値が高いと、尿路結石に限らず様々な結石をつくる原因になってしまうので注意が必要です。

プリン体の多い食品

・かつお
・焼き鳥
・えび
・いくら
・たらこ
・ビール

…など。
たまに食べるくらいなら良いのですが、毎日毎日プリン体の多い食材を食べていると結石ができやすくなってしまうので注意が必要です。

運動不足と運動のし過ぎに注意

運動不足気味の人に尿路結石ができやすい反面、運動をしすぎる人にも意外と発病する人が多いようです。

激しい運動をすると血液中に乳酸ができますが、その乳酸が尿酸の排出を妨げてしまうため、体内の尿酸値が上がって結石ができやすくなると考えられています。


また、普段あまり動かず運動不足気味の人が、急に激しい運動をするのも良くありません。

普段運動に慣れていない人は、ゆっくりとしたペースで徐々に体を慣らしていき、軽い運動を継続していくことが大切です。

水分補給で予防と改善を

水分不足は尿路結石の大きな原因となります。

実際の治療でも、小さい結石であれば、水分をたくさんとることで外に流してしまうという方法がとられています。

予防にも治療にも、こまめな水分補給が大切ですね。

カルシウムをとる

シュウ酸は、注意していてもどうしても食事の中から体に入ってきてしまいますが、シュウ酸と結合しやすいカルシウムを多く含む食材を同時にたくさん食べることで尿路結石を予防できます。

シュウ酸は胃や腸でカルシウムと結合し、腎臓に至る前に便として排泄されてしまうからです。

ホウレン草にはかつおぶしコーヒー・紅茶にはミルクを入れるなど、カルシウムを含む食材をあわせてとることが大切です。

尿路結石予防まとめ

・暴飲暴食を避け、野菜や海藻を食べる
・水分をこまめにたくさんとる
・シュウ酸の多い食材をとる時は、同時にカルシウムを
・コーヒー、紅茶好きは量を控えるかミルクを入れて飲む
・運動不足と運動のし過ぎ、急な運動に注意
・花粉症の人、授乳中の人は特に注意

尿路結石は再発率が高い病気と言われています。

一度経験のある方は、特に気を付ける必要がありそうです。

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