カンピロバクター菌食中毒の原因となる食材と症状、予防方法

カンピロバクター菌食中毒の感染源となる食材には、どんなものがあるのでしょうか。

感染・発症した場合はどんな症状になるのか、人から人にうつることはあるのか、感染予防法などについてまとめました。

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カンピロバクター菌による食中毒の原因

カンピロバクター菌(campylobacter)は、牛や鶏などの腸管内に常在している細菌です。

市場に出ている一般的な鶏肉は、鮮度に関わらず50~60%がカンピロバクター菌に汚染されていると言われ、カンピロバクター食中毒の中でも特に多い原因食品です。

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その他、加熱殺菌処理されていない生のミルクや、鶏肉・牛肉を調理した調理器具や手、井戸水やわき水などから感染することもあります。

ペットの犬や猫の腸管にもカンピロバクター菌が住んでいるため、ペットが感染源となることもあるようです。

潜伏期間と症状

潜伏期間

カンピロバクター食中毒の潜伏期間は通常2~3日と、食中毒としては比較的長めです。

早ければ1日程度であらわれたり、反対に、長い場合は1週間程度経ってから症状が出ることもあります。

伏期間が長いほど原因食材の特定は難しくなります。

症状

発病初期に、頭痛や悪寒、倦怠感、筋肉痛などがあらわれることがあるため、初期症状は風邪と似ていることがあります。

主な症状は、おう吐、腹痛、下痢で、37度~39度程度の発熱を伴うこともあります。

ほとんどのケースにおいて、安静にしているうちに自然治癒していきますが、症状が重い時は、抗生物質などによって症状を軽減させる処置が取られることもあります。

予後の良好な病気ではありますが、まれに、ギラン・バレー症候群(Guillain-Barret syndrome、急性多発性神経炎)や、フィッシャー症候群(Fisher syndrome/FSまたはMiller Fisher syndrome/MFS)などの発症につながることもあります。

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カンピロバクター食中毒の予防法

生の肉は食べない!

カンピロバクター食中毒は、牛レバーや火の通りが不十分な鶏肉からの感染ケースがもっとも多いため、肉類の生食は避け、よく火を通したものを食べるようにしましょう。

調理器具・手をよく洗い、除菌する

生肉を調理する際に使用した包丁やまな板などの調理器具、生肉を取り扱ったあとの手は、しっかりと洗浄・除菌しましょう。

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わき水・川の水・井戸の水は飲まない

わき水などが流れている川の上流には、動物が住んでいるかもしれません。

動物はおなかにカンピロバクター菌を持っていることが多いため、きれいに見えるわき水でも安全性は不明です。

殺菌されていない水は飲まないことです。

ペットの糞便に注意

どんなにかわいいペットでも、おなかの中にカンピロバクター菌を持っていることがあります。

犬や猫の糞便には注意し、ペットを飼っているご家庭は特に、家の中を清潔に保つよう心がけましょう。

小さな子供は感染しやすいので、ペットとの接触には特に注意を払いましょう。

熱や吐き気のない急性下痢は、食中毒が原因とは限らない

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