細菌・ウイルスによる食中毒を撃退しよう!食中毒予防の基本

食中毒は、中毒を起こす原因物質を取り除き、菌やウイルスを増やさないようにすることで、かなりの程度まで予防することが可能です。

食中毒予防の基本をおさえておきましょう!

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食中毒のおもな原因と症状

食中毒とは、食事と関連して起こる健康障害全般を言います。

食中毒のおもな原因

原因となるものは、サルモネラ菌ブドウ球菌カンピロバクターなどの細菌性のもの、ノロウイルスなどで知られるウイルス性のもの、キノコ・ふぐ・じゃがいもの芽などが持つ自然毒によるもの、そして農薬などの化学物質によるものや原虫などの病原体によるものがあげられます。

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食中毒の症状

細菌による食中毒では、細菌が食品の中ですでに毒素を産生している状態のものを食べた時は、吐き気やおう吐などの症状が主になります。

食品と共に細菌がおなかの中に入り、消化管の中で増殖して毒素を産生した場合には、下痢や腹痛が主な症状となります。

ノロウイルスなどのウイルス性食中毒においては、吐き気・嘔吐・下痢などの症状があらわれます。

キノコやフグなどの自然毒による食中毒の場合は、まひやしびれなどの神経系の症状が中心となります。

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覚えておこう!基本の食中毒予防法

食中毒の予防には、中毒の原因となる細菌やウイルスを体の中に入れないことが何より大切です。

そのために注意するべきことをまとめました。

食中毒予防の基本は手洗い!

外出から帰った時、トイレの後、食事の支度をする前、食事の前には、必ず手を洗いましょう。

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ていねいな手洗いは良いことですが、手荒れするほどゴシゴシ洗いすぎないことも大切です。

乾燥肌になり、手荒れしたりあかぎれなどができたりすると、かえって雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

手荒れを起こしてしまったり、手洗いそのものがおっくうになってしまわないよう、「ていねい過ぎない手洗いをこまめに」行うのがおすすめです。

充分に加熱する

食中毒は、なまものを食べた時に起こるケースが相当数を占めています。

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つまり、食品を加熱して食べるようにすれば、かなりの食中毒が予防できるということです。

野菜やくだもの以外は、基本的に加熱調理して食べること

特に、抵抗力の弱い子供や高齢者、病気療養中の人は、なるべくなまものを食べないようにしましょう。

お寿司屋お刺身は涼しい季節に

日本では、お刺身やお寿司などの生魚を食べる機会も多いですね。

国内で流通している生食用の鮮魚は、厳しい基準のもと、食中毒を起こさないよう徹底管理されていますが、万全を期すなら、お刺身やお寿司は涼しい季節を中心に食べるようにしましょう。

魚介類による細菌性食中毒の多くは腸炎ビブリオですが、腸炎ビブリオの発生時期は、春の終わりから秋のはじめの温かい季節に限られています

腸炎ビブリオ感染症 原因となる食品・潜伏期間と予防策、治療法

生鮮食品は、すぐに冷蔵庫に!

「週末に、ちょっと遠くの格安スーパーまで車で行ってまとめ買い!」

「スーパーで食材を買った帰り、友だちとバッタリ会ってついつい立ち話…」

…なんてこと、意外と多いのでは?

でも気を付けましょう。

生鮮食品は、できるだけ早く冷蔵庫に保存するのが鉄則

特に夏場などの気温が高い季節は、短い時間でも常温に置いておくと、すぐに細菌が繁殖してしまいます。

冷蔵庫に保存するまで時間がかかることが予想される場合は、あらかじめ保冷剤を用意するか、スーパーで無料でもらえる氷やドライアイスを利用しましょう。

作り置きは避ける

一晩おいたカレーは、味がなじんでとろみも増しておいしいですね。

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でも実は、常温で一晩おいたカレーには、ものすごい数の雑菌が繁殖しているのです。

しかも、カレーのような肉や魚を使った大鍋料理に繁殖しやすい食中毒菌・ウェルシュ菌は熱に強く、温め直しても死滅しません

肉や魚が入ったカレーやお惣菜などが食べきれずに余ってしまったら、必ず冷蔵庫で保管し、翌日には食べ切るようにしましょう。

そもそも作り置き目的で大量に作るのは避けましょう

肉や魚を調理した包丁・まな板・手は、消毒・洗浄をしっかりと

食中毒菌の多くは、生の肉や魚についています。

生肉や生魚を切った後のまな板や包丁で、他の食材を切らないようにしましょう。

なまものを調理した包丁・まな板の洗浄・消毒はしっかりと。

熱湯消毒、食洗機での洗浄、キッチンハイターのような次亜塩素酸ナトリウムによる消毒などが適切です。

なまものを調理した手も、他のものを触る前に洗剤で洗いましょう。

毎回手を洗剤で洗うのが面倒に感じるなら、使い捨てのビニール手袋がおすすめです。

普段の生活習慣を見直すだけでも、かなりの食中毒を予防することができます。

習慣にしてしまえば、難しいことは何ひとつありません。

家族みんなで気をつけて、食中毒を予防しましょう。

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